ブランクだらけの30代ナースVSブランク1年半20代ナース

私が働き始めてから半年、前に働いていた人が戻ってきたり、配置転換で他の階からナースが来たりということはあったのですが、2月から新しくパートさんが入ってきました。

子供2人でブランク1年半。なんと、20代です。勤務は日勤常勤の正社員と同じ時間で8時間の週5勤務。

 

いやぁ、びっくりしました。30人ほどいるナースさんの顔と名前が一致するのに、私は2週間以上かかった気がするのに、その人は最初の1週間以内に、っていうか、3日くらいで、一緒に働いたナースの名前を全員覚えているようでした。しかも、50人近い患者さんの名前もほぼ1ヶ月で覚えていたんです!私なんて2ヶ月経っても、「あれ?この人誰?」って患者さんがわんさかいたというのに。

 

うちの病院は食事中に食堂に集まったり、食事以外でも覚醒促すために食堂に来ている患者さんもいるので、普通の病院のように顔と名前が一致してなくてもベッドの名前で確認するという技が使えない場面が多々あります。これが記憶力の落ちた40代目前の私にはとっても辛くて…。

 

話しかけるためにネームバンドを全員にいちいち見せてもらうのも不自然だし(最初はいちいち見せてもらってましたけど、やっぱり面倒。)、テーブルに貼ってあるテプラの名前は食事のトレイで隠れてしまうので、薬や歯ブラシを渡す時にネームバンドや口頭で確認して、ひそかに「当たってた!」「やばい!○○さんとこの人混ざってる。」と答えあわせをして地道に覚えていたのです。患者さんは3ヶ月~6ヶ月間はいるので、一度全員覚えてしまえば新しい人を覚えればいいだけなんだけど。そこにいくまでがね…。

 

苦戦していた患者さんの名前を一気に覚えさせてくれたのが、風呂介助。一人一人名前を確認しながら、着替えや車椅子などを間違えないように進めるので、名前を覚えるのにはうってつけ。私は勤務時間が短いこともあり3ヶ月目にようやく入ったのですが、20代のパートさんは入って1ヶ月以内に風呂担当になったのも、私と比べて異様に患者さんを覚えるのが早かった要因だったのかなと思います。それにしたって、患者さんがどっちの麻痺かまで頭に入っていたり、ベッドの配置も覚えていたりするので、やっぱりすごいんだけど。

 

でもね、患者さんや病棟スタッフで混乱している場合ではないんです。うちの病院の最大の難所は『リハビリスタッフの名前覚え』。もうね、リハさんに至っては私、ほぼ諦めてます。若くて、茶髪で、似た背格好の人が多いから、本当にわからない。最近のアイドルはみんな同じ顔に見えるっていうあの感じです。まさか自分にもそんな日が来るとはねぇ。

うちの病院のリハさんは人数が多い上、病棟に常時いるわけではありません。それに、患者さんを傷つけないように名札をしてない人も多くて。そんなもん、無理ですよ。多分辞める時にもまだ名前がわからない人がいると思います。

 

ただ、お察しのとおり、新しいパートさんは入職約2ヶ月で、もうリハさんの名前暗記も始まってます。私は半年間避け続けたというのに。早いわ!っていうか、どんだけ遅いのよ、私!

あとね、もちろん記憶力だけでなく、20代と30代との動きの違いもひしひしと感じるわけです。やっぱり20代はフットワークが軽いし、パワフル。

私も20代の頃や30代前半に働いていた頃はフットワークも軽かったし、無理な体勢でも移乗介助できたし、力仕事も自ら進んでやっていたのですが。

 

今はあんまり走らないし(今の病棟は走る必要があまりないのもあるけど)、極力中腰にはならないし、移乗は重い人や麻痺が強い人だと一瞬ためらうし、風呂介助の時なんて前もって湿布貼ってから勤務に入ったりしちゃって、自分の体に負担にならないようにというのが常に頭の片隅にある気がします。今までは勤務中座らなかったけれど、今は短い時間でも椅子に座っちゃうし。階段もかけあがってたものがせいぜい小走りまで。だいぶ省エネになったものです。(やるべきことはやっていますよ!サボってるわけではないので、あしからず。)

 

こうやって若いナースと比べちゃうと性能面でかなり見劣りはしますが、30代ブランクナース、人生経験もそれなりにつんで話術やひらめきはそれなりにありますので、患者さんと仲良くどうにかがんばっています。そうやって自分を慰めつつがんばるしかないわー。


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